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足澤匡さんと作品 |
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滝沢村の足澤匡さんの素描展が9日まで、盛岡市中ノ橋通1丁目の喫茶シャトンで開かれている。同会場では初めて。2000年から05年にかけて制作した、国内外の風景作品20点が展示されている。
描かれている建物はすべて洋館。ドイツと神戸、函館の3カ所を旅したときに目にした洋館がモチーフだ。
遠くから眺めたり、全体像を収めた作品よりも、建物の中で最も気に入ったポイントにスポットを当てたものが多い。それは建物の周りを徹底的に歩き、あらゆる角度から見て構図を決めてから制作に入るから。どの部分がポイントなのか、建物と緑のバランスはどうか。考え抜かれた、迷いのない構図が、画面に力強さと安定感を与えている。
彩色に使っているのは水彩色鉛筆。色鉛筆で描いた上を、水を含ませた筆でなぞると、水彩のように色が伸びるという画材。力を込めると鉛筆の線が残るが、芯(しん)を寝かせるようにして優しく描くと、水彩のタッチになる。持ち運びしやすい軽さと、自在に混色できるところが気に入っている。
自身にとって、スケッチは日記のようなもの。雨が少なく、からっとしたドイツ、暑い時期に訪れた神戸、木の芽吹き時の函館。それぞれの現場で肌で感じた雰囲気を作品の中に表したいと思っている。
午前11時から午後7時まで。同市中ノ橋通1丁目3の20、電話番号は019−653−0234。
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