2006年 5月8日 (月) 

       

■  地域住民が今年も、ゆいっこ「米内村」 花見客にサービス 

 
     
  7日まで上米内駅前に開設されたお休み処  
 
7日まで上米内駅前に開設されたお休み処
 
盛岡市米内地区の住民グループ「ゆいっこ『米内村』」(赤坂次男代表)は5日から7日まで、米内浄水場の一般公開に合わせて、上米内駅前の休業店舗にお休み処を開設した。桜見物に訪れた人たちは無料の休憩所で一服、地元の人たちが提供する食事も楽しんだ。

  このグループは地域文化の掘り起こしと伝承に取り組むことを目指し、2005年4月に結成。庄ケ畑や桜台、米内地区の住民ら約30人で構成しており、「米内の農村文化のすばらしさを再認識し、伝承し深めて、次世代につなげる」を活動目標として、地域文化の活性化や環境整備などの取り組みを進めている。

  活動拠点としては上米内駅前の休業店舗を「高洞の里センター」として活用。5日から7日にかけては、同センターを無料休憩所として開放し、会員手づくりのそばやおにぎりなどを提供した。この休憩所は、米内浄水場の桜見物に来た人たちが、食事や休憩をとる場所がなかったことから、その課題解消に向けて昨年から開設している。

  米内地区には、宮澤賢治の詩にも描かれる高洞山、国蝶のオオムラサキ、米内浄水場のヤエベニシダレヒガンザクラなどがあり、同グループではこれらを地区の重要な宝に位置付ける。グループ代表を務める赤坂さんは「高洞山には70種類以上のスミレなど貴重な動植物も多く、ユニークな生態系を持っている」と、米内地区が持つ自然環境の魅力について話す。

  同グループでは、炭焼き体験やミニコンサート、高洞山への里山看板の設置、賢治の碑設置なども企画。赤坂さんは「地域の文化活動だけではなく、いずれは食育などにも活動の輪を広げていきたい」と話しており、将来的なNPO法人化も検討している。

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