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岩手山のふもとにある八幡平市の上坊牧野に放牧されたホルスタイン種育成牛 |
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八幡平市平笠地区にある市営上坊牧野に9日、同市内で飼育されているホルスタイン種育成牛約200頭が放牧された。牛たちは広い牧草地を元気に走り回っている。
朝からさわやかな好天に恵まれ、岩手山のふもとにある牧野(約90ヘクタール)には、午前9時過ぎから家畜農家の乳用牛を載せた輸送トラックが次々と到着した。
放牧作業には県中央家畜保健衛生所、獣医師、市役所の担当者らが動員された。乳牛は生後5カ月以上の育成牛。個体検査のために荷台から降ろされた牛たちは、パドックに誘導されて識別番号を耳に装着。柵の通路に順番に並べられ血液検査と体重測定が行われた。
さらに全身を消毒された牛たちは、最後の難関でもある電気ショックにびっくり。牧草地の柵に牛が脱走しないように張りめぐらしている低電圧の針金に鼻を触れさせて感触を覚えさせるもので、中には本能的に危険を感知し、逃げ回って職員を手こずらせる牛もいた。11月中旬ころまで放牧された乳用牛は、足腰が一段とたくましくなる。病気の抵抗力とともに乳の能力が高まるという。
父親の代から乳用牛を飼育している若手酪農家、西根地区の遠藤格さん(25)は30頭を飼っている。そのうち13頭を放牧した。「放牧の際に雪が降ったこともあったが、きょうは晴れてよかった。閉牧までにひとまわり大きく成長してほしい。夢は規模の拡大を実現したい」と話していた。
最終的には226頭が放牧される。
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