2006年 5月11日 (木)
■ 〈経済〉ホテルのレストラン部門で接客技術を競う
8日開かれた第2回東北レストランサービス技能コンペティション
ホテルのレストラン部門のサービス・技能などを競う第2回東北レストランサービス技能コンペティションが8日、盛岡市盛岡駅前通のホテルメトロポリタン盛岡で行われた。
主催は東北バンケット・マネージャーズ・カンファレンス(会長=鈴木忠美盛岡グランドホテル執行役員)。岩手、宮城、青森、山形の4県のホテルレストラン部門のスタッフ15人が参加。客の注文を聞くオーダーテイキングやローストチキンの切り分け、食前酒のサービスの仕方、テーブルセッティングなどの部門でサービスと技能を競い合った。
会場にはホテル内のレストランと同じくテーブル、洋酒スタンドなどがセットされた。ホテルスタッフやレストランの専門家らが客を演じ審査。本番さながらの状況の中で競技が行われた。
持ち時間は1人1時間20分。盛岡グランドホテルの東野英司さんは2人の中年の男女の客へ対応。「いらっしゃいませ」に始まり、客にメニューを提示し、ローストチキンの注文を受けた。
東野さんは、用意されたチキンを客の目の前であぶり、ナイフで丁寧に切り出してテーブルの皿に盛りつけるまで行った。
競技を終えて「練習はしてきたが初めての経験で緊張した。もも肉はどうにか切り離せた。胸肉がうまくいかなかったがとても良い経験になった」と感想を述べた。
ホテルメトロポリタン盛岡の阿部絵梨子さんは「テーブルセッティングは夏のイメージに仕上げた。オーダーではヤギのチーズを紹介した。焼き目を付けることで味がまろやかになると説明した。大変緊張した」とホッとした表情で話した。
オーダーを取ると「かしこまりました」と深々と頭を下げ、メニューを丁寧に受け取りさっそくカウンターでカクテル作りに挑戦し手際の良さを見せる参加者も。
鈴木会長は「首都圏のホテルでは客の目の前で調理するスタイルが当たり前。デザートも目の前でさばいてみせる。ローストチキンの切り分けは大変難しいがその技能を磨いてもらいたい。今回も若いスタッフに参加してもらった。年に1回のコンペだが参加者はとても良い刺激になっている。センスを磨き努力してもらえれば」と話していた。
1位はホテルメトロポリタン盛岡の阿部絵梨子さん、2位に八戸プラザホテルの根市一美さん、3位にホテルメトロポリタン盛岡の高橋直子さんが選ばれた。
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