2006年 6月3日 (土) 

       

■  農協合併1日も早く 谷藤盛岡市長が会見で

 谷藤裕明盛岡市長は2日の記者会見で、盛岡市農協が財政危機に陥っていることについて「誠に残念。経営改善計画が着実に実行され、健全な経営がされることを願っている」と述べた。市農協と岩手中央農協の合併については「1日も早い合併を望んでいる」と話し、岩手中央農協の動向を見守りつつ、県や県農協中央会と連携して指導、助言に努める考えを示した。

 市農協は、保有不動産の評価損などが原因で3期連続の赤字を計上。当期未処理損失金が約10億円に上っている。本所を含む資産処分や施設の統廃合を内容とする改善計画によって経営再建を進める方針を示している。市農協への支援については「現在、具体的な支援要請はないが、要請があった場合は検討したい」と話した。

  同市は玉山との合併で市域内に市農協、岩手中央農協、新いわて農協の3つが存在するようになり、連携のあり方が課題になっている。この点については「農協合併については県全体の中で6つぐらいに絞りこもうという大きな計画がある。以前から合併を促進したほうが良いとの考え方は伝えているが、それぞれの農協の立場もあり、財務状況などを精査している状況。市としては動向を見守る段階」と述べるにとどまった。

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