■ 〈In Region〉元小学校長が老人介護施設を設立 太田代政男さん(61)
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このほど老人介護施設「ふれあいサロン茶愛(ちゃお)」を開所した太田代政男さんと妻の成子さん
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盛岡市の太田代政男さん(61)と妻の成子さん(46)がこのほど、同市三本柳に老人介護施設「ふれあいサロン茶愛(ちゃお)」を開所した。政男さんはこの春、長年勤めた小学校を定年退職。二人で第2の人生を考えたとき、妻の成子さんが携わってきた介護の仕事をしようと決めた。介護を必要としている人だけでなく、誰でも気軽に立ち寄って、お茶を飲みながら語り合う場にしたい。そんな思いを込めた二人の夢が今、動き始めた。
老人介護施設を立ち上げるために、政男さんが取締役会長、成子さんが代表取締役社長を務める有限会社ドルチェを4月に設立。2階建ての民家を借りて、バリアフリーに改装。さまざまな年代層からなる8人の職員を採用して、5月16日に開所した。
施設の事業は、要介護認定を受けている人や、要支援1、2に認定されている人を対象にしたデイサービス(定員10人)とホームヘルパー派遣(訪問介護)事業、定員3人のショートステイ。
オリジナルサービスとして外部の専門スタッフによる足のつめと角質のフットケアを実施。歩行機能に大きな影響を及ぼすという足のケアに力を入れる。このほか「子供110番の家」として地域の安全もサポートする。
政男さんは教員時代から、作曲などの音楽活動に活発に取り組んできた。旧玉山村との合併記念式典では、子供の合唱をアレンジして指揮も担当。この経験を生かし、施設の活動にも音楽を積極的に取り入れる予定だ。
成子さんは老人介護施設で十数年勤務。おととし、施設長まで務めた施設を退職し、立ち上げ準備を進めてきた。「小規模ならではの、きめ細やかな対応を目指したい。高齢者に限らず、地域の方々に気楽に立ち寄ってもらいたい」と言う。
政男さんは「施設開所は退職後の夢だった。人生の大先輩の人たちに、この施設を通して楽しく過ごすための生きがいを見付けてもらえれば」と思う。
「地域に根差して、皆さんに愛してもらえる施設にしたい。子供から高齢者まで、世代を超えてたくさんの人が集まって、心を交流し合う場所にしたい」と意気込んでいる。
5月30日には三遊亭円楽門下の落語家、三遊亭鳳好(ほうこう)さんを招いて、オープン記念ふれあい寄席が開かれた。
営業は年末年始を除く毎日、午前8時半から午後5時半まで。同市三本柳23の9の79、電話番号019−613−6320。
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