2006年 6月4日 (日) 

       

■  白と緑の対照 水田に帰り損ねた白鳥

     
  玉山区好摩の水田に舞い降りたオオハクチョウ  
 
玉山区好摩の水田に舞い降りたオオハクチョウ
 
  盛岡市玉山区好摩の水田に季節外れのオオハクチョウ1羽が舞い降りて、田植えしたばかりの苗を踏み倒している。北へ帰る仲間たちから取り残され、この時期に水田に舞い降りる光景は珍しいが、農家は稲の被害を心配している。

  場所は好摩字芋田向の北上川沿いにある水田。日中は他の場所に飛び去るが夕方になると同じ水田に再び舞い戻ってくる。

  水稲を作付けしている玉山総合事務所勤務の佐々木忠哉さんは「初めて田んぼに飛来したのは5月の連休ころ。田植え前に飛来してから毎日のように見かけるようになった。植えたばかりの苗を踏み荒らしているので稲の生育に影響がでなければいいですが」と話していた。

  大きな水かきのついた足で苗の周囲を歩きながら、水面に頭部を突っ込んで根の部分をついばんでいるようにも見えた。2メートルほど近づいても警戒心がなく人慣れしている。

  佐々木さんによると寺林地区の水田に飛来している1羽ではないかと情報が寄せられているという。冬の間、高松の池でハクチョウを観察している秋山常郎さんは「北帰行の時に弱っていて仲間と一緒に飛べなかったかも知れない。あるいは高齢で長旅が無理で居残ったのでは」ともいう。

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