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昆野スミ子さんの「幾星霜」(大賞) |
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県水墨画協会(鈴木孝男会長)の第17回公募水墨画展は、盛岡市内丸の県民会館展示室で4日まで開かれている。北上市の昆野スミ子さんの作品「幾星霜」が大賞に選ばれた。
同展には、同協会会員や水墨画愛好者から247点の作品が寄せられた。本県の変化に富んだ自然風景や花などを題材に、濃淡や筆致で描く墨の世界を表現した。
大賞を受賞した昆野さんの「幾星霜」は、森の中で朽ち果てていく大木を見詰め、太い幹や地にはう根を力強く表現。墨の濃淡に迫力がある。
水墨画は、使う墨や紙の種類、水の使い方、ぼかしなどの技法によってさまざまな表情を見せるという。本展でも山や海にかかる霧など、自然の営みの美しさを巧みな技法で表現した作品が目を引いた。
鈴木会長は「1日のうちでも墨の色などが変わってくるので制作が始まると気が抜けない。紙によっても墨の染み込み方が違う。そこが大変で、また面白いところでもある」と話していた。
そのほかの入賞者は次の通り。(敬称略)
▽岩手日報社賞=澤藤喜久治
▽県芸術文化協会賞=工藤吟子
▽きづや西林堂賞=佐々木誠太郎
▽準大賞=金野淑夫高橋清冶 水上士郎
▽優秀賞=佐藤美貴子 千葉昌二 米内仁蔵 谷村キヌ子 北郷邦昭 阿部花子 小笠原孝治 高橋淳子
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