2006年 6月8日 (木) 

       

■  華麗なる古典舞踊 しずくいし音楽館10周年企画ステージ

     
  チェンバロなどの古楽器の伴奏に合わせて踊る  
 
チェンバロなどの古楽器の伴奏に合わせて踊る
 
  雫石町のしずくいし音楽館(園田のりこ館長)の10周年企画「華麗なる古典舞踏−ルネサンス・バロック時代」が2日、盛岡市盛岡駅西通の市民文化ホール小ホールで開かれた。舞踊家の古賀穂南美さんと彌吉清孝さんを迎えた古典舞踏と、県内外の演奏家たちによる演奏が、当時のヨーロッパの宮廷を思わせる優雅な雰囲気をつくり出した。

  第1部は、1500年代ごろに流行し、宮廷で好まれたという「パヴァーヌ」で開幕。チェンバロやリュートなどの古楽器やソプラノに合わせて、華やかな装いの2人の踊り手が登場。確かなステップのゆったりとした踊りが、会場を魅了した。

  このほか、軽やかな跳躍が舞台を彩る「ガイヤルド」(J・ダウランド)や「フォリア」(A・コレッリ)なども披露された。

     
  華やかなステップで観客を魅了した古賀穂南美さんと彌吉清孝さん  
 
華やかなステップで観客を魅了した古賀穂南美さんと彌吉清孝さん
 
  第2部ではフルートの原型といわれる木製の楽器フラウト・トラヴェルソを紹介。「アルマンド」(A・カンプラ)では、同楽器の伴奏に合わせて、軽やかなダンスが繰り広げられた。

  案内役を務めたのは盛岡市在住の作家、斎藤純さん。音楽監督でチェンバロ奏者の岡田龍之介さんらとともに、時代背景や楽器について紹介。当時の音楽には、メヌエットやブーレなど舞曲の名前が付き、踊りのリズムやアクセントが残されていることから「バロック時代の音楽を演奏するには、ダンスも理解することが必要」と解説した。

  古典舞踏やバロック音楽は、歴史上からはいったん姿を消した。残された資料や、近年の研究などから、再現されている。



 




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