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水田の雑草と虫を食べて無農薬栽培に一役買っているアイガモのひなを放す坂本毅さん、畠山幸夫さん、坂本さんの妻、清子さん(左から) |
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米の無農薬栽培にアイガモ農法を取り入れている盛岡市玉山区生出の兼業農家、坂本毅さん(65)方で5日、田植えして2週間ほどの水田にアイガモのひな43羽が放された。全身が白色と茶褐色に首筋から胸にかけて白い産毛姿のひなたちは、あぜ道からこぼれ落ちるように水田に入って雑草をついばんでいた。
坂本さん方の水稲の作付け面積は2ヘクタールほど。そのうちの1ヘクタールにアイガモを放している。「おいしく安全な米を食べよう」と1991年から取り入れた。
化学肥料は一切使わず無農薬無化学肥料の発酵肥料を使用。それをいち早く導入した農業者仲間で合鴨会(畠山幸夫代表)を結成。当初は10人ほどだったが現在は坂本さんを入れて3人ほど。
この日は畠山幸夫さん(66)も駆けつけて作業を手伝った。坂本さんは5月23日に人工ふ化したひなが餌を食べるように1週間ほど事前に特訓した。
いよいよ本番を迎えた日は妻の清子さん(53)も加わって周囲にネットを張りめぐらした水田に次々と放した。ひなたちは群がるように水田を動き回って雑草と虫をついばんでいた。当分の間は訓練のために夕方になると田んぼの一角に設けた小屋にアイガモたちを泊める。朝早い坂本さんの起床と同時にアイガモたちも活動。朝4時半ころから夜8時ころまで働いてくれる。
坂本さんは「アイガモが怠けなければ100%除草してくれます。契約期間は稲の花が咲く7月いっぱいです」と話していた。
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