2006年 7月1日 (土) 

       

■  一ノ倉邸で八人展    

     
  第29回八人展  
 
第29回八人展
 

 第29回八人展が2日まで、盛岡市安倍館町の一ノ倉邸で開かれている。プロ、アマチュアを問わず、県内外で創作活動を行っている作家9人が、陶器や漆器、織物など約800点を出展している。

  雪ノ浦裕一さんと良子さんは、新作を中心に約200点の陶器を出展。「漆陶」シリーズは数年前から取り組んでいるオリジナル。焼き締めの陶器の上に拭き漆を施して、低温で焼成。陶器とは思えない柔らかみのある独特の質感が特長。使っていくほどに味わいを増す漆のよさが、陶器にも生かされている。

  「漆陶楕円(だえん)大鉢」はひも状にした粘土を張り合わせて楕円の型で成形。表面に施した漆の色合いと、規則的に入ったラインのリズムが印象的な作品だ。

  泉山恵一さんは灰釉(ゆう)や鉄釉などで仕上げた陶器のほか、版画や木工作品を出展。県産材にこだわった木工作品は「自然のままの木の表情を生かしたい」と、穴や割れも作品の一部にしている。

  高橋紅子さんは木版画の額作品と小物を出展。モチーフはかわいらしくデフォルメした仏像が中心。「ありがとう/ごめんね/いつも心のまん中に」「幸せの前兆が暗やみ/暗やみの中で自分を磨いて夜明けを待とう」など、自分の気持ちを表した文章を添えている。

  午前10時から午後5時(最終日は同3時)まで。


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