| |
|
|
| |
 |
|
| |
ギャラリーオープンに向けて準備を進める橋場あやさん |
|
「目指すはボーダレス(領域の境界がない)アート」−盛岡市鉈屋町に2日、ギャラリー惣門がオープンする。盛岡市玉山区の作家橋場あやさん(73)がアトリエとして活用しながら、地域住民を対象にワークショップを開いたり、知的ハンディを持つ人の展示会などを企画する。「町のにぎわいや人々の生活のにおいがあるこの地域で、新たな活動ができるのは幸せ。まだまだ未知数なので地域の人に育ててもらいたい」と話す。
同ギャラリーは、盛岡町屋など古い建物や町並みが残る鉈屋町の一角にある。元陶器店の店舗で、約50平方メートルのスペース。オープン記念として、盛岡市内の福祉作業所や工房などが作品を持ち寄った「木と土と石のアート展」が2日から8日まで開かれる。
続いて盛岡市のででむし夢工房(法領田敏子代表)の通所者による油彩展、8月には橋場さんのコレクションを展示する「少年期の造形展」を企画しているほか、橋場さんと知的ハンディを持つ人とのコラボレーション(2人展)なども予定している。
毎週金、土、日は橋場さんがアトリエとして活用し、同時に油彩や造形活動のワークショップも開催する予定だ。
「地域に生きるギャラリーにしたい」という思いから、鉈屋町内など惣門かいわいに住む人はワークショップの参加が自由(無料)になっている。
橋場さんの企画のほか、市民から作品展などの企画があれば日程を調整する。ハンディを持つ人と65歳以上の高齢者からの申し込みの場合は、1日2000円(半日1000円)で場所を提供する。(それ以外の人はプラスの利用料で相談に乗る)
同ギャラリーは陶器店が店を閉めたあと、同店舗の所有者の女性が「(子供が通っている)福祉作業所などの作品を恒常的に展示できる場にできないか」と、橋場さんに相談。ギャラリーとしての運営は人手も必要で判断しかねたが、橋場さんがアトリエとして活用する形で併せて発表・活動の場を地域住民に提供していく方向になった。
旧馬検場(同市松尾町)に長く事務所を構えてきた建築家の伊山治男さんは「地域の中でも自宅を開放したり、町並みを生かした活動に取り組む人が出てきている。つながりを持つことでまた面白い展開ができるのでは」と話していた。
同ギャラリーへの問い合わせは、橋場さん(電話・ファクス682−0589・夜間)まで。
|