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県議の柳村典秀氏(51)=岩手選挙区=は3日、県庁で記者会見し今秋予定されている滝沢村長選への出馬を正式に表明した。柳村氏は「これまでの政治経験を生かし、生活者の視点で皆さんの声を村政に反映させ、滝沢村の良さを次世代に残すため全力で取り組む」と決意を語った。「村民党として後援会を主体に草の根運動を展開し、政策を訴えていきたい」と述べ、無所属で立候補し政党への推薦要請は行わない方針だが、連合岩手、岩手友愛会から推薦を受けた。
柳村氏は、現村政の評価について「わたしが掲げているのは滝沢村が希望に満ち、住民が真に豊かさを実感できること。内部の組織の機構改革と行政品質がはたして住民に見えているのか、実感として満足が得られているかというと必ずしもそうではない。ほかの行政自治体関係からの評価と実際の村民の評価には乖(かい)離があるのでは」と述べて、行政運営を批判した。今後評価検証する必要があるという考えを示した。
公約の基本方針には▽広域合併に関する取り組み▽行財政改革と財源の確保▽地域福祉と教育文化の拠点構想−を掲げた。この3項目を除いたものについては基本的に「村の総合計画に沿った形で政策の選択と周知を図る」という。
広域合併に関しては「05年3月期限の特例法の時にアンケート調査をした結果、滝沢としては合併はしないということで来た経緯がある。今回新たに同年4月以降5年間という新たな特例法があるわけだが、以前のアンケート調査の結果から逆転しているとは考えにくい。今やっている住民満足度アンケート調査と合わせた形で意向を把握すべき」と話し、慎重な態度を示した。「最終的には住民投票をするべき」という立場に立った。
県議会議員は10月31日で辞職する。それ以前に辞職した場合には岩手選挙区で補欠選挙が行われることになる。「来年から新しい選挙区で行われる。補欠選挙をすると今までの枠組みで行われることと9千万円を超える県費の支出になる」と理由を話した。
選挙ではマニフェスト方式はとらない考えも明らかにした。「07年度以降も厳しい財政環境にあると認識しており、現段階で政策実現のための財源を明記することは困難である」と理由を述べた。
任期満了に伴う同村長選には同村議会議長の井上和夫氏も出馬を表明している。現職の柳村純一村長は3月議会で不出馬を表明している。
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