2006年 7月7日 (金) 

       

■  大通中心にシネ街ック再発見事業 10月から40日間   

 昭和の映画館の再現など、映画をキーワードに中心市街地の活性化を目指すシネ街ック再発見事業実行委員会(委員長・吉田莞爾盛岡大通商店街協同組合理事長)第1回委員会がこのほど盛岡市役所で開かれた。10月初旬から11月中旬までの40日間開催の事業概要を決めた。

  開催場所は映画館通り、リリオ、各映画館など。事業は▽大通と映画館史等の企画展(リリオ)▽映画館鑑賞券駐車料金ランチセットメニュー開発事業(500枚発行)▽映画館通りへの映画関連イラスト等貼付(ちょうふ)事業▽12館共通鑑賞セット券開発事業(500枚発行)▽路地小みちネーミング事業▽第10回みちのく国際ミステリー映画祭2006in盛岡との連携など6本。

  企画展はリリオの1階から3階が会場。1階では昭和の映画館の入り口を再現し、懐かしい映画、名作映画のポスター、パンフレット、高橋克彦氏作成の真景錦絵、故盛内政志所蔵の映画関係資料などを展示。

  2階では昭和の大通の雰囲気をセットで再現。盛岡市出身の映画評論家・細越麟太郎氏の色紙、スチール、手紙や懐かしいレコード、雑誌、おもちゃなどを展示。駄菓子類の販売も行う。

  3階では懐かしの映画機材の展示とミニシアターを開設。一部有料映画、16ミリ映画、ミステリー映画祭関係映画などを上映する予定。同企画展の入場は有料。中学生以上は200円(1日券)、小学生は100円(同)。ただし親と同伴の小学生は無料。

  セットメニュー開発事業に関しては共通鑑賞券と駐車場料金、さらに大通、映画館通りかいわいでのランチ料金を加えセット券として販売。映画鑑賞やランチのほか、買い物などの時間も可能なように駐車時間枠を広げ、トータルでリーズナブルな価格になることも検討する。

  ネーミング事業に関しては路地に愛称(公募)や旧名などを付けた看板などを設置する。連携事業では映画祭会期中(10月13日から15日)の13、14日、リリオ1階にミステリーバーを開店、3階では映画祭のゲストによる朗読会なども予定。

  盛岡市の映画館通は12館が並び、独特な映画文化が根付き、中心市街地の吸引力に貢献してきた。しかし最近は市民の生活形態の多様化や郊外の大型店出店で、中心市街地も影響を受けている状況。

  同事業は市民と商店街、映画館との連携を深め、市民の映画館通に対する愛着を醸成しながら中心市街地の活性化、県都盛岡市の魅力向上を図ることが目的。

  吉田委員長は「そのうちにイオン盛岡南ショッピングセンターに映画館ができるような話もあるようだが、中心市街地に映画館通りの名称がついているのは極めて珍しい。今年は映画祭も10年目。商店街とさまざな団体が連携し合い盛り上げたい」と話した。

  みちのく国際ミステリー映画祭実行委員会の小暮信人委員長は「積極的に連携を深め街の活性化に貢献したい」と話した。




本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします