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青森県伝統工芸士の千田セイ子さんと南部裂き織りの作品 |
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青森県八戸市の同県伝統工芸士、千田セイ子さんと、娘の真弓さんの「南部さき織」2人展が30日まで、雫石町南畑のしずくいしギャラリーで開かれている。タペストリーから小物まで約100点が展示されている。
裂き織りは衣料が乏しかった時代に、着古した着物や布の再生法として生まれたもの。細く裂いた布を横糸に、木綿糸を縦糸にして地機で織り、こたつ掛けや帯などさまざまに加工して、生活に生かしてきた。
セイ子さんが裂き織りを始めたのは約30年前。子育てを終えたとき「何かを始めたい」と十和田市の裂き織りの専門家を訪ねた。見学してすぐに入門を決意。翌日から通い始めたという。その後、同市内で手づくり工房「さき織の家」を開設。現在は真弓さんと共に製作している。
古くから伝えられた技術を使いながらも、現代の生活様式に合った作品づくりを心掛ける。実用的な手提げバッグやテーブルセンター、座布団やのれんなど、多彩な作品が訪れる人の目を楽しませている。
裂き織りの魅力は「同じものが絶対にできないこと」とセイ子さん。「縦糸の色を替えると何種類ものパターンができる。同じ材料を使っても、模様の出方が違うので楽しい」と言う。「不要になった布で、思いがけない模様が出てくるときは本当にうれしい。古い物は古い物として、今の生活に役に立つものに取り組んでいきたい」と思っている。
開催期間は土、日曜日と祝祭日の午前10時から午後5時まで。入場無料。同町南畑コテージむら内。電話番号は019−695−2306。
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