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県は06年度末をめどに県内4広域振興圏ごとに地域振興ビジョンを策定する。盛岡地方振興局管内8市町村を範囲とする県央広域振興圏地域振興ビジョンでは、地域との協働という観点から採用したワークショップが6日から始まっている。同ビジョンは10年程度先を見据えた圏域の将来像や産業振興を核とした振興方策の方向性などを内容とする。基本となる目指すべき姿は「分権型社会の構築と産業の振興による自立した地域」。このキーワードに沿って、各圏域がより具体的なビジョンを描く。
同振興局では盛岡地域計画懇談会の協議と並行してワークショップ、キーマンへのインタビュー、出前地方振興局などを実施して幅広い層から意見を吸い上げる。これをもとに中間とりまとめをしてパブリックコメントに掛け、ビジョン策定に至る。
ワークショップはNPO法人いわてNPOセンターが受託して実施。産業振興とまちづくりの2分野で、自治体職員や民間人らがそれぞれ30人程度参加して将来像や現状認識などを出し合っている。まちづくりでは、魅力あるまちづくり、地域力(NPO、地域コミュニティー)の強化にテーマを分け、産業振興では、滞在型観光の推進、地場産業における食産業の振興、農業の振興と農山村の活性化にテーマを分け、意見を出し合っている。
それぞれワークショップは2回で、6日にはまちづくり、7日には産業振興の1回目が行われた。7日の作業では3班に分かれ、10年程度先の将来イメージを参加者が出し合って整理。さらに現状での課題を抽出し合って整理し、最後に各班が発表した。
将来イメージとしては、高齢者が元気、農と芸の生活、地域の行事が盛ん、美しい農村風景の維持、結いの復活、地域の伝統食の掘り起こし、農業者と食の現場の密着、産直が地域の「ホットステーション」、農林業からの上場企業誕生、廃校(活用)ネットワーク、農家民泊の拡大などが、参加者から出されていた。
ワークショップはまちづくりが13日、産業振興が14日に2回目を開き課題解決策の検討などに当たってまとめる。
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