2006年 7月11日 (火) 

       

■  愛きょうたっぷりに市民にあいさつ 盛岡市動物公園の雌象マオ 

     
  大勢の市民から歓迎され、本格的な屋外展示が始まったアフリカゾウのマオ。記念の餌付けも行われた  
 
大勢の市民から歓迎され、本格的な屋外展示が始まったアフリカゾウのマオ。記念の餌付けも行われた
 

 盛岡市動物公園(柴田幸美園長)で9日、東京都多摩動物公園から先月14日に来園した雌のアフリカゾウ・マオ(4歳・体重1・2トン)の歓迎式が開かれた。屋外の放飼場に出たマオは、飼育員の合図で鼻を持ち上げ「こんにちは」のポーズ。集まった大勢の市民が、愛きょうたっぷりの姿に歓声を上げた。

  式では谷藤裕明市長が「マオはやんちゃでかわいい盛り。何回でも会いにきてください」とあいさつ。岩手大学教育学部附属小2年の逢坂紗ららさん、同小6年の東野公紀君の2人が「大好きなオレンジをたくさん食べて大きくなってね」「ずっと幸せに暮らしてね」などと歓迎の作文を朗読した。続いて、谷藤市長や同動物公園友の会の会員らが記念の餌付けをし、マオと触れ合った。

  紫波町から訪れた古舘小2年の鈴木海斗君は「かわいい」と大喜び。母親の章子さん(41)も「1頭では寂しそうだったので本当に良かった」と笑顔で語った。

  マオは盛岡で飼育中の雄のアフリカゾウ「たろう」(15歳・体重約5トン)の花嫁として繁殖目的で借り受けた。最近は長旅の疲れもいえ、食欲も十分。屋外で過ごす時間も増えた。たろうとは5倍近い体重差があり、同じ空間での飼育はまだ無理だが、お互いの姿を意識し、相性は良さそうという。

  雌ゾウの性成熟は8歳ごろ。妊娠期間も2年近くあるため、出産は早くても6年後。動物公園では国内でも少ない繁殖の成功を目指して調査研究を進めたいとしている。




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