2006年 7月12日 (水) 

       

■  国道4号茨島以北の整備促進を 4市町村が初めて合同陳情  

 盛岡市、八幡平市、岩手町、滝沢村の4市町村は11日、国土交通省岩手河川国道事務所(下田五郎所長)に対し、国道4号茨島跨線橋以北〜滝沢分レ間の早期拡幅整備を要望した。滝沢村の柳村純一村長がこれまで自治体で個別にしていた要望の一本化を呼び掛け、初めて合同で要請した。

 同日は谷藤裕明市長、民部田幾夫町長、柳村村長、伊藤繁夫八幡平市産業建設部長が盛岡市上田の同事務所を訪れた。茨島跨線橋以北〜分レ間の延長約3・6キロを国道4号盛岡滝沢道路懇話会の提言を踏まえ、早期の事業化、整備促進を要望した。

  懇話会の提言を基にした整備案は、上下線をそれぞれ2車線化する拡幅と同時に、松並木のある区域は家畜改良センター岩手牧場の西側に下り線を整備し、上下線をセパレート化するというもの。

  同事務所によると、00年度末に拡幅案がまとまって以降、現在まで技術的検討を実施。松並木の保存を求める関係者の意見を聞き、周辺の生態系などの環境調査が05年度末にほぼ完了したという。

  今後は整備に関する住民合意を前提に都市計画決定に向けた手続きをし、予算・事業化を進め、整備に必要な用地(国所有地など)の交渉に着手する。

  茨島以北は1日平均3万台以上が通行。混雑度は許容量の1・8倍で、県内の上下2車線路線ではトップクラス。茨島跨線橋本体は03年度に改修、4車線に拡幅され、供用開始されている。
  拡幅の要望はこれまで関係自治体が個別に行っており、久慈市もここ数年来要望しているという。

  谷藤市長は「市の北の玄関口であり、玉山村と合併したこともあり、改良されれば時間短縮が大いに期待できる」、民部田町長も「交通量と並行した便利さは必要。当町も盛岡への通勤者が多い。通勤時も帰宅時も必ず渋滞する」と訴えた。

  下田所長は「できるだけ早く実現するよう関係機関と調整する」と答えた。



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