2006年 8月3日 (木) 

       

■  通行を感知する光 小笠原卓雄さんがインスタレーション作品 

     
  小笠原卓雄さんの個展「Integral・series−H」  
 
小笠原卓雄さんの個展「Integral・series−H」
 
  花巻市の小笠原卓雄さんの個展「Integral・series−H」が12日まで、盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子で開かれている。インスタレーション作品が展示されている。

  幅60センチ、長さ180センチの通路を2本ずつ組み合わせ、会場全体に十文字になるように配置。人が歩く部分は高さ約30センチに設定。その下に配された蛍光灯の光が、網状の板を通して歩く人を照らし出す。

  縦横の通路が交差する部分にはリフレクターランプを設置。人が通ろうとするとセンサーで感知して、自動的に光るようになっている。

  日常生活の中では、光は上から来るのが普通。下から光を当てることで「異常な感覚」をつくり出す。

  作品の上を歩くインスタレーションには取り組んだことがあるが、人の動きを感知するライトを使ったのは初めて。驚きを呼び込むために、強い光を選択。「鑑賞者の動きによって出来上がっていくような作品」を目指した。

  今回の作品は、一つのユニットという位置付け。これをいくつもつなげて、大きな会場で展覧会を開いても面白いと思っている。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします