2006年 8月3日 (木) 

       

■  郵便ポストでシジュウカラのひな、元気に育つ 

     
   
 
桜田さん方の郵便ポストで巣立ちが近いシジュウカラのひな
 
  野鳥の巣立ちの季節に入り、滝沢村穴口の桜田明さん方の玄関口にある郵便ポストを「不法占拠」していたシジュウカラのひなたちも間もなく飛び立つ時期を迎える。

 桜田さん方の郵便ポストはブルーのモダンなつくり。高さ1メートルほどある支柱と上部のボックスは金属製で、ふたの部分に郵便物を差し入れる4センチほどのすき間がある。

  夫人の良子さん(46)によると、5月末にポストの中を見たら大量にコケのような枯れた植物を発見。故意にいたずらされたと思い交番に連絡した。駆け付けた署員がポストの中を調べたところ小さい卵が1個。それで野鳥が無断で巣箱にしたのが判明した。

  事件が解決してホッとしていたら、6月下旬に同じシジュウカラと思われる野鳥が再びポストに営巣。毎日、郵便物が入っていたポストの中に1日、卵を1個ずつ産み落として合計7個。7月12日には4羽のふ化を確認。2日目には全部ふ化した。

     
  桜田さん方の郵便ポストで巣立ちが近いシジュウカラのひな  
 
郵便ポストの中の巣のなかに餌を与えて飛び立つ親鳥
 
  ポストには「小鳥のひなが中にいます」と張り紙し、郵便物はそばのつぼに置いてもらようにした。
  もうすぐ巣立ちするポストのひなたちは、親鳥と同じように目もとの周りと胸にかけて白い毛に覆われる。胸には黒いネクタイのような模様がある。つがいの親鳥たちは鳴き交わしながら昆虫類を口に加えて、頻繁に巣と往復している。

  親鳥に無断でポストをのぞき込んでは「かわいいですね」と話す良子さん。「人が出入りする場所に巣作りしてよっぽど居場所がなかったのでは。ひなたちが巣立っても天敵が心配です」とも話していた。


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