2006年 8月8日 (火) 

       

■  「絵は考えるための道具」 くまがいまさやさんが作品展  

     
  作品4「自分の好きな自分の顔を鏡に映してみる」  
 
作品4「自分の好きな自分の顔を鏡に映してみる」
 
  大船渡市在住の熊谷雅也さんの初めての作品展が16日まで、盛岡市本宮4丁目のカフェ・クリンゲン・バウムで開かれている。水彩や油彩、コンピューターアートなど平面作品13点が展示されている。

  作品4「自分の好きな自分の顔を鏡に映してみる」(コンピューターアート)は、子供のPTAの作品展のために制作。作品に添えたメッセージの中で、自己嫌悪やスランプになったとき、自分の顔を鏡に映すことを勧める。

  「自分の表情の中から『自分で好きな表情』を探してみましょう。朝の歯磨きの時間にその表情を毎日続けてみます。ふと気づくと『自分で自分が好き』になっている自分に気づきます」と力強いアドバイスを寄せている。

  姉の油絵の具を譲り受け、大学時代から独学で油彩を開始。今展には30年前に制作した油彩と水彩も展示している。

  コンピューターのお絵描きソフトを使った作品群は、ここ3年以内に制作したもの。日常生活の中でイメージが浮かぶとすぐに、手元の紙に走り描き。それを部屋に張ってイメージを熟成させて、一気にパソコンで描き上げるという。熊谷さんにとって作品は「美の表現ではなく『思索の道具』」になっている。

  熊谷さんが社長を務める大船渡印刷では2002年から、大船渡市在住の山浦玄嗣さんがケセン語に訳した聖書を出版。もともと、自身もクリスチャンだったが、山浦さんとの仕事を通して、聖書についてより深く考えるようになった。コンピューターを使った近作では、その過程で深まった自身の思いを表現している。

  午前11時から午後9時(ラストオーダーは同8時)まで。月曜と第3金曜は定休。電話番号019|656|5606。

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