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山崎純醒さん |
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「世界の複十字シール展」が8日まで、盛岡市永井の県予防医学協会で開かれた。「複十字」とは結核予防運動の世界共通のシンボルマーク。結核予防会が行っている「複十字シール運動」は結核予防活動のために寄付した人にシールを贈り、それを使ってもらうことで結核への社会的関心を高めようという事業。今展では紫波町の山崎純醒さん(49)が収集した国内外の複十字シールを展示した。
山崎さんは10歳ごろから切手の収集を開始。複十字シールは約30年前から集め始めた。これまでさまざまなボランティア活動に参加してきたこともあり「複十字シールを普及したい」という思いから、今展を企画した。
今展の目玉は、結核予防会の前身、日本結核予防協会が初めて発行した1926年(大正15年)のシール。円形の中心に配された「祝健康」の周りにはスズランの花と「新鮮の空気・太陽の光線」の文字。オレンジ、青、紫の3色で1セットだ。国内初めての複十字シールはその前年、自然療養社から発行されたものだが、流通量の少なさという点できわめて貴重だという。
同シールが実際に使われたことがわかるのは、日本からスウェーデンに配達された外信便。封筒の裏側に、付せんとして日本で発行された同シールが張ってある。
複十字シールは1904年、デンマークで初めてクリスマスシールとして発行。その運動に感銘を受けた米国でも1907年から発行を開始した。現在は約80カ国で同運動が展開されている。
日本の結核予防会発行の複十字シールは1952年(昭和27年)から、毎年新しいデザインが生まれてきた。長く一般公募だったデザインは、2002年から画家の安野光雅さんが手掛けている。
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