2006年 8月25日 (金) 

       

■  滝沢村長選の日程決まる 11月7日告示、12日投票  

 滝沢村選挙管理委員会は24日、滝沢村長選挙の日程を決定した。告示日は11月7日、投票は同12日となる。任期満了に伴う滝沢村長選はこれで告示まで3カ月を切ったことになる。これまでに出馬を表明しているのは、いずれも無所属の新人で県議の柳村典秀氏(51)、前村議長の井上和夫氏(57)の2人。02年の前回村長選は、現職の柳村純一氏(55)が無競争で当選したが今回は8年ぶりの選挙戦になるとみられる。

 同村長選は3月定例議会で現職の柳村純氏が任期を8カ月残し4選不出馬を表明。村の第5次総合計画が始まったばかりでの勇退表明に周囲が驚く中、出馬の動きに注目が集まった。

  柳村典氏は4月に県政報告会で出馬の意向を示し、7月に正式な出馬を表明。「これまでの政治経験を生かし、生活者の視点で皆さんの声を村政に反映させ、滝沢村の良さを次世代に残すため全力で取り組む」と決意を述べた。

  井上氏は5月に出馬の意向を明らかにし、6月の村政報告会で正式に出馬を表明。「商工会、議長と二枚看板で滝沢村の産業興こしについていろいろなところに要望、陳情をしてきたが、これを政治家として実現するために首長にならなければという思いがふつふつと出てきた」と述べた。

  村内からは厳しさを増す地方財政の中でこれまで村が取り組んできた総合計画をどこまで継続するのか、または新たな行政改革に取り組むのかが争点となるのではとの声もある。合併への姿勢など共通する部分も多い中で、それぞれの現村政へのスタンスは微妙に異なる。

  柳村典氏は出馬表明の際「内部組織の構造改革と行政品質が果たして住民に見えているのか。実感として満足が得られているかというとそうではない。ほかの行政自治体関係からの評価と実際の村民の評価には乖離(かいり)がある」と現村政について評価検証の必要性を訴えた。

  一方の井上氏は「総合計画を重要視して1、2年は行く。そして運営していく上で一つでも自分の新たに加えたいものが優先順位と思えば5次総の組み合わせ、チェンジを考えていかなければならない」と「柳村村政の継続が基本スタンスになる」との姿勢だ。

  柳村典氏の基本方針には▽広域合併に対する取り組み▽行財政改革と財源の確保▽地域福祉と教育文化の拠点構想−が掲げられている。

  井上氏は、格差のない滝沢村の創出▽職住近郊型の地域づくり▽少子高齢・医療・福祉政策−などを基本に掲げる。

  両氏とも政党への推薦要請は行わず、無所属での出馬を予定している。柳村典氏は9月に事務所開きし、後援会(工藤政憲会長)を中心に支部ごとの集会を開き、政策を訴える。井上氏は各地区ごとの後援会、村議による後援会「創和会」(斉藤佐一会長)を置き、その上に後援会連合会(駿河俊太郎会長)を設け、各後援会ごとに行うミニ集会などを通して政策を訴える。事務所は開設している。

  8月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万702人(男1万9921人、女2万781人)となっている。








本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします