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ネロがアントワープに行くと親友たちが待っている |
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子供たちに夢と感動を−滝沢村を拠点に活動しているNPO法人劇団ゆう(菊田悌一理事長)の第2回チャリティーミュージカル「フランダースの犬」が8月27日、盛岡市永井の都南文化会館大ホールであった。舞台はベルギーのフランダース地方の村。少年と犬のパトラッシュを主人公に、ステージいっぱいに繰り広げる総勢120人の歌と踊りの演技で満席の観客を魅了した。
昨年に次いで2年目になるチャリティーミュージカルはインドネシア、ジャワ島中部地震で被災した子供たちへの医療支援を目的にした。初めて犬の着ぐるみを着用した小川千春さん(25)は幼稚園教諭。ゆうの青年隊代表を務める。
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絵画コンクールに落選したネロをパトラッシュが慰める |
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「フランダースの犬」は脚本を担当した小川さんオリジナル脚本。演出は菊田悌一さん、振付は山添純子さん。貧しくても明るく生きる少年ネロを演じるのは、劇団ゆう職員の山火亜澄香さん(18)。
出演は劇団員約70人。盛岡地域から一般公募した小学生から中学生のチャリティーメイト約50人が出演した。小川さんが演じるパトラッシュの着ぐるみは世界的に有名な東京の職人が制作した高価なもの。
公演当日も出演者は直前まで入念にリハーサル。午後1時半の開場とともに親子連れを中心に1千人余りが入場した。入団14年目でパトラッシュ役を演じた小川さんは「自分の目でお客さんの反応を確かめることができた。まだまだ未完成なのでこれからもフランダースを作って充実感を得るようにしたい。犬が舞台を演じることは全国的にも珍しいのでは」と額に汗びっしょり。5キロほど体重が減ったという。
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カーテンコールでは、出演者全員がネロとパトラッシュに握手 |
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ネロ役の山火さんは「大勢のスタッフの力を借りてできたから支えてくれた人に感謝したいです。最初は役柄に戸惑いもありましたが話し合いをしていくうちに親近感が沸いて良かったです」と話していた。
矢巾町下矢次の鍵掛由美子さん(41)は、親せきの田中ナミ子さん(84)と娘の奏美さん(矢巾東小4年)の出演ぶりを見学。「楽しかった。本格的な演技で、娘は入団したいと話しているんですよ」と苦笑していた。
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