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ふれあいランド祭で初舞台を踏んだ「ふれあいコール」 |
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ふれあいランド祭(同実行委員会などが主催)が3日、同市三本柳のふれあいランド岩手で開かれた。6月に全国で初めて結成された県難病団体連絡協議会合唱団「ふれあいコール」は、同祭の中で初舞台を踏み、オリジナル曲「たとえば花のように」を熱唱。会場をわかせた。団長は、脊髄(せきずい)疾患のHAMという病気を患う菊地健治さん。県難病連を通して団員を呼び掛けたところ、筋ジストロフィーや脊髄小脳変性症など重い病気と闘う患者8人とその家族ら、20代から60代まで16人が集まった。
6月以降、月に2回、同会場で練習を続けてきた。
団の結成にあたり、菊地さんがオリジナル曲を作詞作曲。歌詞には「病気でなくても、若い人からお年寄りまで皆それぞれ、いろいろな悩みを抱えている。お互いの立場で頑張っていこうという気持ちを込めた」という。同団を指導する西野孝敏さんが2部合唱に、菊地さんの妻でピアノ教師の幸子さんが編曲して仕上げた。
当日、男性はそろいのちょうネクタイに黒のズボン、女性は白いブラウスに黒のロングスカート姿で登場。伴奏は菊地さんの息子の祐輔さんが担当。菊地さんの指揮で、心を一つに初めての舞台を楽しんだ。
筋萎(い)縮性側索硬化症を患い、話すことができない大澤武仁さんもメンバーの一人。声は出せなくても、皆と一緒に最後まで歌い切った。
大澤さんは、ボードに書かれた五十音の文字を目で追う動きで、自分の感情を表現することができる。演奏後、感想を尋ねると「歌えないけど、まざっているとパワーをもらって、落ち込むのを忘れます」と話してくれた。
菊地さんは「声が出なくても、気持ちで歌っている。大澤さんの魂の叫びが皆さんにも伝わったと思う。自分たちはテクニックはほかの合唱団にはかなわないが、強い思いでこれからもやっていきたい」と言う。
「難病を患っている人は、働きたくても働けず、学校に行きたくても行けない。自宅でもんもんとしていると落ち込んでくるが、音楽は人の心を高めたり、救ってくれたりする。歌がわたしたちの一つの生きがいになっている」と話す。
現在の目標は、3年後に海外公演を行うこと。「夢ではなくて実現したい。外国に行って音楽で交流活動をしたい」と思っている。
同合唱団では12月10日、同会場で行われるクリスマスコンサートに出演する予定。同曲のCDは、希望者に無料で配布する。問い合わせは県難病連事務局(電話番号019−614−0711)まで。
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