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県議会臨時会は5日招集され、午後1時から本会議を開き、県競馬組合の経営問題について集中審議した。組合管理者の増田知事は答弁の中で「07年度の事業継続は同年度の事業計画を作っていく中で判断する」と述べ、来年開催するかどうかについても今年度内に判断する考えを示した。臨時会は民主・県民会議の議員を中心に招集請求して知事が招集したもので、出資法人等改革特別委員会の中間報告を受けて緊急質問が行われた。会期は1日間で、午後5時すぎ閉会した。
同日は請求提出者の藤原良信氏(民主・県民会議)の趣意説明などを受けて、同特別委の中間報告を求める件を議題とし、臨時会招集を不要としていた政和・社民クラブは伊沢昌弘氏が質疑で、競馬組合議会の独立性、改訂実行計画見直し案策定途上での臨時会招集の緊急性に対する認識などを提出者にただした。
政和・社民クラブは討論でも反対の立場で小原宣良氏が登壇し現段階での臨時会に「どれほどの大義と実効性があるのか疑問」などと述べた。採決は民主・県民会議と会派外議員の賛成多数で可決したが、採決後、同特別委で中間報告とりまとめの際も、政和・社民クラブの委員は中間報告提出に反対し、退席して検討に参加しなかった。
同じく、臨時会は不要として招集請求に賛同しなかった自民クラブは、中間報告を求める件では採決で反対。その後の特別委では、中間報告とりまとめには応じ、再開後の本会議で会派から千葉伝氏が緊急質問に立った。
千葉氏は質問の冒頭「臨時会を開く緊急性があったのか3つの点から疑問を感じる」として、新たな計画策定の論議は競馬組合議会でまず論議されるべきで成案になっていない状況で県議会が議論することは組合議会に影響を与えかねない、請求は本来、議会の通例として全会派一致が基本と考えるなどと会派の見解を示した。
民主・県民会議は、2月定例会での競馬組合への融資を採決する際の付帯意見で、第1四半期をめどに実効性のある計画を示すよう求めたことに対し、履行されていないとして、見解をただすため招集請求に動いた。
緊急質問では、同会派から川村農夫氏、及川幸子氏が登壇し、管理者の責任問題、見直しが遅れた理由、改訂実行計画が破たんした原因と責任、廃止した場合の債務負担の在り方などをただした。
緊急質問にはこのほか、斉藤信氏(共産)、小野寺好氏(公明)、阿部富雄氏(無所属)、高橋博之氏(同)が登壇した。
増田知事は本会議終了後、07年度の事業継続の判断時期は年内かとの記者からの質問に「年内とは言えない。年を越すかもしれない。来年度の事業計画策定に併せて判断する。事業計画を議論する時期が判断する時期。事業計画が成り立つかどうかで判断される。赤字になるのでは理解が得られないだろう」と答えた。
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