2006年 9月6日 (水) 

       

■  「ほっとする書」 翠葉会が詩や俳句を題材に  

     
  大越香華さんの「禅語」  
 
大越香華さんの「禅語」
 

 盛岡書道同好会の水曜クラス「翠葉会」の第2回書展が6日まで、盛岡市内丸のテレビ岩手ロビーで開かれている。「ほっとする書」をテーマに、会員それぞれが自分の好きな詩や俳句、言葉を選んで表現。講師の斎藤渓石さんと会員18人が、54点の作品を出展している。

  大越香華さんの「禅語」は「水を掬すれば月手に在り/花を弄すれば香衣に満つ」を2行にして、対聯(れん)に仕立てた作品。2行目を少し下げて、薄紅色の布地で表具することで、優しい雰囲気を表現した。

  中田翠川さんは半切サイズの料紙を使った2作品を出展。「悠然得佳趣」と「平常心是道」はともに、柔らかな雰囲気の料紙の上に、力強く自身の思いを表した。

  砂子澤光芳さんは「高村光太郎の語」を出展。「いくら廻されても針は天極を指す」という文章を、白い紙に円を描くように表現。佐藤春虹さんは自作の俳句「鮭のぼる川にかゝるや虹二重」を丁寧に仕上げた。

  芳賀峯春さんはろうけつ染め作品「北斗七星」を出展。薄いブルーの地に染め抜かれた白い文字は宇宙的な広がりを表している。

  同会は37年前に、故吉丸竹軒さんが講師を務めていた盛岡市成人学級の修了生が集まって発足。86年、吉丸さん他界後は、斎藤さんが講師に就任。書道誌「北光」を中心に、作品制作に取り組んでいる。

  現在は同市愛宕町の中央公民館で、月に3回の勉強会と年に数回の錬成会を開催。今展は2年ぶり。

  午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。入場無料。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします