2006年 10月 4日 (水) 

       

■  野方建設が倒産 負債額は今年最大の26億円  

     
  任意整理に入った野方建設  
 
任意整理に入った野方建設
 

 盛岡市上田4丁目の建設会社の野方建設(野方英雄社長、資本金8千万円)が2日付けで事業停止し、倒産した。野方建設は二戸市に拠点を置き、05年1月に盛岡市に本社を移したが業績が伸び悩み、2日に不渡り手形を出して事業停止、任意整理に入った。

  東京商工リサーチ盛岡支店によると負債総額は26億円で、県内では今年最大。弁護士は東京都の錦織・深山法律事務所、電話03−3263−0451)。債権者集会は13日午後3時から二戸市のワークイン二戸で開かれる。債権者は約200人とみられる。

  野方建設は1975年二戸市で創業し、86年有限会社、90年株式会社。土木を中心とする官公需を主体に業績を伸ばし、02年5月期決算は売上高約35億3千万円を上げた。二戸管内から盛岡管内や県南にも受注を拡大したが、公共事業を取り巻く環境の変化などから薄利受注を含めた営業で売上げ水準の確保を図っていた。

  05年5月期決算は請負額2億円の大型建築物件の完成で年商20億3300万円を上げて増収となったが、受注は頭打ちとなって資金繰りが窮屈になり、1回目の不渡りで事業継続を断念した。2日で全従業員を解雇し、工事現場はすべて停止した。


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