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先週のブルトンさんに続いて、またまたコブタが主人公の絵本をご紹介。
0〜2歳児を対象にしたシリーズの中の一冊なのですが、売れっ子のイラストレーター(変わった名前?…夫婦で活躍するユニットなんです)を起用。商業デザイナーや自称「アーチスト」、さらには歌手や俳優? の手になる「絵本」はあまたありますが、そのほとんどは名前だけで売らんとするシロモノ、往々にして自己満足・独りよがりに終始してしまいがち。その点本作は、作家のポリシー、その作風、持ち味をしっかり活(い)かしながら、赤ちゃん向け絵本としてキチンと仕上げられた作品です。鮮やかで温かみのある色遣い、こども本位の目線の扱い方、こどもならではの快活さや躍動感、そして場面ごとに異なる表情を演出する唯一のセリフ「ぶー」のおもしろさは、「物語」を解する以前の赤ちゃんから幼児のハートをしっかりキャッチ。…11月26日まで、花巻は萬鐵五郎記念美術館で開催中の「絵本100年−日本の絵本芸術・本の世界−展」に、古今、数々の貴重な絵本原画と共に、本作の原画も展示されています。この機会に、ぜひどうぞ。
【今週の絵本】『ぶぅさんのブー』100%ORANGE/作、福音館書店/刊、600円(税込み)0歳〜(2001年)
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