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蹄鉄の出来栄えを競い合った装蹄競技大会 |
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岩手競馬装蹄師会(櫻田省吾会長)は3日、盛岡市八木田の盛岡競馬場で第17回装蹄競技大会を開いた。競走馬に蹄(てい)鉄を作って装着する仕事をしている装蹄師6人が参加。技能を守るためにも岩手競馬の存続を願い、ハンマーで熱い鉄を打ち続けた。
大会は装蹄判断、造鉄、装蹄の3種目。長さ27センチの鉄棒を熱して半円に曲げ、装蹄45分、造鉄25分の決められた時間で競技する。
ふいごでコークスを約1500度に熱し、同じ形の同じ位置に穴が開いた蹄鉄を対で作って出来栄えを競う。真っ赤に焼けた鉄を熱いうちに打って形を整えるのが腕の見せどころになる。
日本装蹄師会参与の宮木秀治さんは「全国大会は昭和16年ころから始まって50何年たって、岩手県からも優勝して世界大会に行く人が出てきた。世界大会では日本は3位くらいまでしか入っていない。世界大会はたくさんの競技があり、装蹄のオリンピックのようなもの」と話す。岩手の技術が日本の水準を押し上げて世界レベルへと導く。
蹄鉄はただ曲げるだけでは湾曲した前部が細くなってしまうため、熱いまま残し両側が冷えたあとにたたいて形を整える。対の2つを重ね合わせて同じサイズでピタリと一致しなければならない。名人が作ると20個穴を開けてもすべて一致するという。
装蹄師会の桜田会長は「競馬には必ず必要な装蹄師。競馬場には騎手や厩務員のほかにこのような仕事をしている人がいることを知ってほしい。岩手競馬がさまざま言われている中でも装蹄師は頑張らねばならない」と話し、装蹄の技を守る決意を込めていた。
競技の結果、盛岡市の桜田装蹄所の白椛利也さん(34)が優勝し、赤石孝一郎さん(31)が準優勝になった。10月末に宇都宮市で開かれる全国大会に出場する。
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