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改修された盛岡地裁301号法廷 |
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盛岡地方裁判所は5日、09年5月までに実施される裁判員制度の仕様で改修した301号法廷を報道機関に公開した。裁判官3人用の法卓を裁判員も同席するよう切り替え、裁判員や証人、被告に負担のかからないスペースの確保、長丁場の審理に対応した傍聴席などを整備した。連休明け10日から実際の審理に利用開始される。
301号法廷は法壇奧の合議室を含め、改修前と同じ床面積162平方メートル。工期は6月9日から先月29日まで、既存の設備はすべて解体、撤去し、総工費は2400万円。
裁判官3人と6人の裁判員が並ぶ法卓はアーク(弧)型にし、9人全員が互いの顔が見られる構造にした。法壇は高さ45センチだったものを35センチに下げ、権威的ムードを緩和させた。同様に検察、弁護人、被告席のスペースも合議室を縮小し、法壇を下げたことで広くした。
制度運用によりパソコンやプロジェクター、証拠調べ用のビデオリンクシステムなどを審理中に使用することを踏まえ、床面を二重構造のOAフロア化した。傍聴席は改修前と同じ48席だが、これまでの木製板のカバーなしから布張りに換えた。入り口側の8席は車いすの傍聴者に対応して座席が脱着できるようになっている。合議室の入り口も足の不自由な裁判員を想定し、身体障害者用リフトを設置している。
地裁内には裁判員選任時に控え室とする待合室も設けた。
法廷の改修は東北管内で仙台、青森、秋田に次いで盛岡地裁が4番目。改修の内容や構造などについては各裁判所である程度の裁量が認められたという。
金谷暁所長は「11月16〜18日には3回目の模擬裁判が開かれ、改修で県民も具体的にイメージできると思う。調査では裁判員参加には日程調整が困難や心理的不安が挙げられており、重要な用務や介護、育児もあり、審理の在り方について検討している。県民の不安、障害を取り除き環境整備をし多くの方に参加してもらえるようにしたい」と話していた。
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