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「南部鉄瓶の鋳肌を視(み)る!」展 |
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「南部鉄瓶の鋳肌を視(み)る!〜盛岡市所蔵作品を中心に(旧盛岡橋本美術館コレクションより)」(盛岡市文化振興事業団主催)が11日まで、同市盛岡駅西通の市民文化ホールで開かれている。明治後期から大正時代までのものを中心に、同市教育委員会所蔵の10点と、個人蔵の4点を展示している。
南部鉄瓶の発祥の地は盛岡。江戸時代中ごろ、南部藩召し抱えの釜師の小泉家3代、仁左衛門が始めたと伝えられる。その発端は、江戸時代初頭からつくられていた南部湯釜を基に、注口と鉉(つる)を付けた野点用の「手取釜」。一時期は「鉄薬鑵(やかん)」とも呼ばれていたが、江戸後期には「鉄瓶」という名称になった。
陸中沿岸から採れる砂鉄や山鉱を原料に、盛岡市内の川砂を使い、地元産の木炭を燃料として発展した。
今展は、南部鉄瓶の鋳肌や絵柄に注目しようという企画。砂の粗さによってさまざまに変化する肌を見比べるのも楽しい。
絵柄は「雲龍」や「牡丹(ぼたん)に唐獅子」など多彩。「波に鯉図富士形鉄瓶」(藤田萬蔵孝保作)は唯一、絵柄の表裏が逆になっているもの。波だけが描かれた表と、コイが堂々と描かれた裏。ほかの鉄瓶とは違う珍しいつくりが、訪れる人の目を引いている。
同展は7日から10日まで開かれる第6回たたらサミット(同実行委員会主催)の関連企画として開催。午前10時から午後5時(入場は同4時半)まで。入場無料。
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