2006年 10月 8日 (日) 

       

■ 県内大荒れの週末に 屋根めくれ、リンゴは落果

     
  屋根の片側が風でめくれ上がったアパート(盛岡市緑が丘1丁目地内、7日午前10時ごろ)  
  屋根の片側が風でめくれ上がったアパート(盛岡市緑が丘1丁目地内、7日午前10時ごろ)  

 県内各地は6、7日にかけて激しい風雨にさらされた。盛岡地域では倒木による道路の一時通行止めや停電、家屋のトタン屋根がはがれ落ちるなどの被害が出た。交通機関の遅れや運休のほか、収穫期のリンゴが落果するなど農作物にも影響が出た。3連休初日で予定されていた屋外イベントも中止や延期を余儀なくされた。荒れ模様の天気は8日午前までには終束する見込み。

 盛岡地域では強い風の影響により倒木が道路をふさいだが撤去され、全線開通している。盛岡市内では緑が丘1丁目の2階建てのアパートの屋根のトタンがはがれ、応急処置が施された。玉山区下田字仲平の市道が倒木のため一時通行不能になった。

  滝沢村と接する盛岡市みたけ6丁目地内では県河川の木賊川の「うし橋」付近が午後2時台に警戒水位に達したが、盛岡地方振興局が国土交通省岩手河川国道事務所に排水ポンプ車を出動要請し、排水作業をするなどした。作業時間帯に付近が通行止めになった。

  雫石町内では倒木が9カ所あったほか、2日に開通したばかりの県道網張温泉線の相ノ沢キャンプ場から岩手高原スノーパーク間が通行止めになったほか、滝ノ上温泉に通じる県道西山生保内線で小規模な土砂崩れが起きた。紫波町、矢巾町では倒木が数件あった。

  河川の増水による道路の冠水や住宅への浸水被害はなかったが、盛岡市羽場、湯沢地内では強風にあおられ、収穫期が間近に迫った紅玉やジョナゴールドなどリンゴの落果被害が出た。

  同地域のリンゴ農家の女性は「紅玉、ジョナはもうじき収穫を始めるところだった。ふじなどもまだ収穫が先だったが落ちてしまい、ジュースにも使えない。昨夜からずっと雨風が強かったのが影響した。今年は台風も避けたし、いい年になると思った矢先だったのに。ダメージが大きい」と落胆していた。

  各地の農業被害などは8日以降に調査される見込み。

  7日は3連休初日とあって各地でさまざまなイベントが開催予定だったが、雫石町の小岩井農場まきば園が会場の「秋のまるごと岩手めぐみフェア」が同日の開催を中止。まきば園も休業した。規模を縮小し8、9日は開催する。盛岡市内丸の岩手公園をめぐる馬車運行社会実験も8日のみ開催になった。


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