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県立こまくさ幼稚園の存廃についての説明会が7日、盛岡市月が丘の同幼稚園で行われた。父母ら約50人が参加し県教委が閉園の方針を説明した。こまくさ幼稚園を守る会(斉藤博孝会長)と同幼稚園育英会(小田野尚子会長)は、県議会に存続についての請願を出しており、説明会では県教委の方針に反発の声が相次いだ。県教委は県議会の請願審査の結果を踏まえて、来年度の園児募集の実施について慎重に検討する。
同幼稚園は県立盛岡短大の附属実習施設としての役割を終え、定員割れが続き財政難から年間約9千万円の県費を投入できないなどの理由で、08年閉園の方針が示されている。守る会と育英会は、昨年に続いて県議会に存続の請願を提出。開会中の9月定例会の常任委員会で審査される。
県教委学校教育室の遠藤洋一室長は、盛岡市や県立大などに幼稚園を移管することができないことや保育料引き上げについて説明。「今の倍でも9千万円のうち1千万円ほどの削減にしかならず、財政難にありながらバックアップするというのでは根本的解決にはならない。縮小しても必要なものは置かねばならないので2千万円ほどしか削減できない」などと説明した。
父母からは「なぜ無くさねばならないのか。私立幼稚園のレベルが上がっているからということだがどのように上がっているのか。子育てに対する配慮がないのではないか」「教育長や知事に出てきて説明してもらいたい」などの声が上がった。
県教委は06年度は3歳児の募集を停止し4歳児だけという方針を出した。新年度の募集を前に方針を決めたいという意向を示したが、父母からは「拙速」との批判が相次ぎ、来年度は存続するよう求められた。
守る会の斉藤会長は県議会への請願を踏まえ「請願が通って新年度の3歳児募集が可能になった場合はどうするか。もし通ったら3歳児4歳児について来年度は積極的に募集してもらいたい」と要望し
、県議会が請願の趣旨を汲んで存続を認めることへの期待感を見せた。
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