2006年 10月 8日 (日) 

       

■ ホテルのフロントマンが勉強会 盛岡をもっと知らねば

     
  啄木・賢治青春館を見学するホテル協議会一行  
 
啄木・賢治青春館を見学するホテル協議会一行
 

 盛岡ホテル協議会(村上振一朗会長)は5、6日、盛岡市のホテルでフロントに立つ人たちを対象にした観光研修会を開いた。5日は7人が参加し、普段は観光案内する立場から、名所旧跡を見物する側に視点を変えて盛岡市内を歩いて回った。代表的な観光地から隠れたスポットまで、観光客に満足してもらうためのルート設定を考えた。

  研修会は盛岡市内17のホテルが加盟する盛岡ホテル協議会が、県旅館ホテル環境衛生同業組合盛岡支部、盛岡観光コンベンション協会などと企画。両日で17人が参加した。

  5日は盛岡八幡宮を振り出しに十六羅漢、大慈寺、円光寺など原敬や米内光政にゆかりの名所を見学したあと、わんこそばを食べて啄木・賢治青春館を訪問した。ふるさとガイドの会事務局長の福島紀子さんが案内し、実際の観光ツアーと同じ体験をした。

  青春館では開催中の啄木展を見学。福島さんは啄木のころの盛岡中学や盛岡一高について説明し、「岩手公園の近くにあったのですぐに行くことができた。白亜というのは白く塗った木造校舎で、『花くれないに』がロケに来たときは白く塗り直した」などと当時のエピソードを紹介した。

  来年はNHKの朝ドラマで盛岡が舞台になることから、テレビを見て盛岡に来た観光客にも対応できるよう知識を蓄えた。協議会の村上会長は「壬生義士伝のときは対応が遅かったことがあるので、そういう材料が来たときに当てはめられるスキームを作っておきたい。ホテル同士は競争相手ではあるが、手を組めばこれほど心強いものはないので、地元の知恵を集められるように協力したい」と話した。

  参加したホテルニューカリーナ宿泊部フロント課長代理の及川勝夫さんは「地元に住んでいても知らないことが多いと認識した。聞かれる立場になったときは情報提供できるようにしたい。車の方がいいのか、徒歩の方がいいのかケースバイケースで案内できるようにしたい」と話していた。


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