2006年 10月 8日 (日) 

       

■ 色彩の画家高間惣七展 旧盛岡橋本美術館コレクション

     
  「紅綬鶏」(1969年、油彩、第37回独立美術協会展)  
 
「紅綬鶏」(1969年、油彩、第37回独立美術協会展)
 

 「高間惣七展〜旧盛岡橋本美術館コレクションから」(盛岡市文化振興事業団主催)が11日まで、同市盛岡駅西通の市民文化ホールで開かれている。盛岡市教育委員会所蔵の作品を中心に、「色彩画家」と呼ばれた高間の晩年の作品14点を展示している。(文中、敬称略)

  高間惣七(1889〜1974年)は橋本八百二と交遊のあった画家。東京に生まれ、白馬会洋画研究所・東京美術学校西洋画科に学んだ。橋本らとともに、東光会や主線美術協会の創立などに携わった。

  「紅綬鶏」(1969年、油彩、第37回独立美術協会展)は2枚のキャンバスを組み合わせて161×261センチにした作品。白い部分を大きく取った右側の画面と、対称的に鮮やかな左側の色彩。右方向の空間をじっと見詰める鳥の姿も、華やかな色で描かれている。

  「作品」(油彩、91×117センチ)では、その下絵も出展。17×22センチの小さな画面に、色とりどりの紙をコラージュ。それをそのまま大きくして、油彩に仕上げている。その制作過程を知ることができる貴重な資料だ。

  高間は東京美術学校在学中に第7回文展に初入選。戦後も官展への出品を続けたが55年に退く。その後、独立美術協会に出品し話題となった。

  午前10時から午後5時(入館は同4時半)まで。


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