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盛岡市の大通商店街内の一部パーキングチケットに設置された駐輪帯。期間中は整理員が巡回し、駐輪について指導する(10日午前に撮影) |
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盛岡市は同市大通商店街内のパーキングチケット駐車帯の一部を自転車専用の駐輪帯に転換する社会実験を10日から始めている。31日までの22日間、駐車帯4カ所、計10台分を自転車98台分の駐輪スペースとし、買い物客の歩行空間や場所別の駐輪方法などを調査する。大通商店街協同組合は実験を通じ、買い物客が歩きやすいスペースの確保や駐輪マナー向上に期待している。
駐輪帯になったのは北側が大通1丁目のミスタードーナツ前3台分、同2丁目のCT−33ビル前2台分、南側が同2丁目の野村証券盛岡支店前2台分、同3丁目のクリエイトビル前3台分。
駐輪スペースは、駐車帯2台分で自転車19台、3台分で30台という。期間中24時間駐輪帯になる。
社会実験は3年目。1年目はシネマタウン社会実験として9日間、2年目の昨年は22日間実施した。
今年は昨年の個所数、駐車帯10台分はそのままで、北側と南側にそれぞれ2カ所の駐輪帯を確保。北側は自転車走行帯から自転車が乗り入れやすくなっているが南側は外側を回って乗り入れる。通行車両との事故が懸念されていたが昨年の実績を踏まえて南側も実験することに。
実験初日の10日午前は買い物客なども少なく、商店街内の駐輪自体少なかった。それでも駐輪帯周辺に自転車を止めて買い物や用事を足す人が老若男女を問わずいた。
駐輪帯はフィールドアーチの表示やバーで連結させたカラーコーンで目立つように設置されていたが、目の前を通過して隣の専門店前に駐輪する人、北側で走行帯をはさんだ駐輪帯の向かい側に自転車を止め、走行帯をふさぐ自転車もあった。
市道路管理課は「本来なら1カ月前に利用者に駐輪帯について告知するべきだった」と実験に対するPR不足を認めていた。
阿部利幸同商店街協同組合事務局長は「目的の店の前に止める自転車が多い。夕方、一部で駐輪が飽和状態となり、歩きづらくなる。お客が歩行スペースに気を取られ、店を見ながら歩いてくれないのは致命傷。社会実験で狭いといわれる歩道も広さを確保できる効果があり、今年もお願いすると理事会で確認し、市と県警と協議した」と話している。
同組合では実験を通じ、自転車利用者のマナー向上による歩行空間の確保、商店街内にある正規の駐輪スペースの周知などが進むよう期待している。実験による効果と、それが今後の駐輪対策に反映され、「安心して歩いてもらえる」商店街づくりにつなげたい考え。
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