2006年 10月 16日 (月) 

       

■  「岩手公園」詩碑前で碑前祭 精神歌斉唱や詩を朗読

     
  宮沢賢治「岩手公園」詩碑碑前祭であいさつする亀井茂会長  
 
宮沢賢治「岩手公園」詩碑碑前祭であいさつする亀井茂会長
 

 宮沢賢治の会(亀井茂会長)は15日、岩手公園(盛岡城跡公園)の宮沢賢治「岩手公園」詩碑の前で碑前祭を開いた。同会会員のほか賢治作品を愛する市民ら約60人が出席し、献花のあと全員で精神歌を斉唱した。岩手公園の詩の朗読、コーラスせきれいによる詩の合唱、詩「青い槍の葉」の解説などがあった。

  亀井会長は「公園改名にかかわり賢治が岩手公園の詩を残してくれていたことは、後代になってこの公園が以前岩手公園と呼ばれ、賢治にも市民にも親しまれたいた何よりの証拠となる」とあいさつ。

  会員の森義真さんは「宮沢賢治が盛岡の街を歩いてからほぼ90年前後の年がたっている。この年月の中で盛岡の街並みは大きく変ぼうしました。しかし、山と川の眺めは90年前に賢治が眺めた風景とおそらくほとんど変わることがない。今、わたしが感じる感慨とともに、宮沢賢治もこの風景を眺めただろうと思いにはせるとき、また違った感慨に浸ることができる」と語った。

  文語詩「岩手公園」は賢治が亡くなる1カ月前に病床で書いたもので、詩碑は賢治の詩碑を岩手公園に建てる会によって1970年に建てられた。同会では年1回、碑前祭を行い、賢治をしのぶとともに、その詩の魅力を改めて振り返っている。


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