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杉本さやかさんと「夜を誘う街」 |
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盛岡市の杉本さやかさんの個展「記憶の町から」が4日まで、同市上ノ橋町のギャラリー彩園子Tと2階一茶寮で開かれている。風景をテーマにした、アクリル絵の具の絵画と素描約30点が展示されている。
これまでは動物を描いてきたが「自分にとってリアルなものじゃない」と感じるようになった。今年に入ってから、自分が実際に見たり、空想した風景を描いてみようと挑戦。自然の風景ではなく建物や橋、工場など人工物を包含する街をテーマに選んだ。
特に描きたかったのは、夕方以降の「人がいなくなって置いてけぼりにされた街」の姿。日中はたくさんの人たちが行き交った街も、夕方にはひっそりと静まり返る。動くことのできない街が、ぽつんと取り残されたもの悲しさを、無人の画面で表している。
「夜を誘う街」は夕焼け空のグラデーションの美しさに、長い間立ち止まって見とれた思い出を表現。「夕方から夜に変わる瞬間の空の色は、吸い込まれるぐらい魅力的」と杉本さん。ピンク色に染まっていく空と雪を表情豊かに描き出した。
午前10時から午後7時(最終日は同6時)まで。
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