2006年 11月 3日 (金) 

       

■ 住民の要望を受けて設計変更 盛岡駅西口の娯楽ビル

     
  ラウンドワンが出店を計画している盛岡駅西口  
 
ラウンドワンが出店を計画している盛岡駅西口
 
  盛岡市の盛岡駅西口の土地区画整理事業地に開店を計画している「ラウンドワン盛岡店」は着工を当初の9月から12月に延期した。6月の住民説明会で寄せられた要望を取り入れて設計を変更したため。建物の階数は当初の7階から6階に低くなった。同店は大阪府のラウンドワン(杉野公彦社長)がマリオス南側の保留地に、ボウリング場やゲームセンターなどを中心とするアミューズメントビルを計画している。1日夜に盛岡市を交えて開かれた住民説明会では、明け方まで営業する計画に対する懸念の声が相次いだ。ラウンドワンは着工後も運営面で地元と協議する姿勢を示した。

 説明会には地域住民や地元企業から約20人が出席。ラウンドワン店舗開発室チーフの齋籐慎也氏が説明にあたり、盛岡市市街地整備課の丸山久春課長らが立ち会った。

  齋籐氏からは6月の説明会で出された「東側に駐輪場を設置しないでほしい」という要望に対して、北側と西側に計画を変更したこと、「南側の立体駐車場について防音壁を設置するなどしてほしい」との要望に対しては駐車場を西側に変更したことなどが説明された。建物の仕様を変更した結果、12月着工、07年7月完成の予定に3カ月ほど繰り延べられた。

  6月の説明会では、明け方までの営業による風紀の乱れに対する懸念が住民側から出された。齋籐氏は「北側東側ともにエントランスを設けて適度な照明を確保し、人の目の死角をなくす」「警察OBを正社員として雇用し、営業支援部は店舗の管理や店舗スタッフへの店にふさわしくないお客様への指導などを行っている」などの回答を示した。

  出席者から盛岡市に対して「西口にこのような施設が立地することについてどのように認識しているか」と質問があり、丸山課長は「事業のため保留地を区画整理事業で生みだし、公募で活用してくれる人を募った。学校などが集まったことには感謝しているが、遊びということもパンフにうたっている」と答えた。そのほか「仙台でラウンドワンが出店を断念した理由をどのようにとらえているか」と質問があった。

  齋籐氏は「仙台では近隣住民の反対で出店できなかったという報道があったが、われわれが仙台市や住民と話さないうちに土地の売り主がラウンドワンには売れないと言ってきたことによる」と答えた。

  そのほか出席者からは「朝6時まで営業するようなことはやめてほしい。12時まででは」「青少年への影響が心配。周りで夜通し騒がれては迷惑」などの声が上がった。

  齋籐氏は「当初は9月着工だったが建物に関する変更で延びた。今のお話はハード面ではなく運用面の話なので、完全に同意を目指すのはもちろんだが、ある程度の合意ができたら着工したい」などと理解を求めた。11月中に改めて説明会を開く。

  住民側からラウンドワンと地元の盛岡駅西通の間に盛岡市を交えた協議会を設置する要望が出され、今後の検討課題とされた。

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