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日詰商店街の婦人たちが復活させたたい焼き
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紫波町の日詰商店街にあるなんバザホールで毎週水木の週2回販売しているたい焼きが大評判になっている。数十年続いた店が4年前に閉店。「あの味が忘れられない」という多くの要望を聞き、商店街の婦人たちが記憶を頼りに試行錯誤の末に伝統の味を復元。たい焼きを販売する日は朝早くから行列ができ、購入枚数を制限をしても昼ごろには売り切れる。今では商店街の目玉商品となっている。
閉店したたい焼き店は日詰商店街の近くにあり、看板やのれんを出さなくてもひっきりなしに客が訪れる隠れた名店だった。店主が高齢となり店を閉めた。その1年後の2003年夏に商店街の婦人たちが道具を譲り受け名店の味の復活に取り組んだ。老朽化していた道具は修繕できたが、肝心の皮の配合について元店主はすっかり忘れていたという。
なんバザホールで販売しながら記憶を頼りに取り組み4年かけて復活に成功した。特徴はパリッとした食感の皮、あんこは町内産小豆を材料にした。ふっくらした味のあんこと相性が絶妙。「この味」というまでに幾つもの工夫が凝らされたという。「企業秘密」と主婦たち。
焼き担当は越智千鶴子さんと畠山ひとみさん。2人が2時間で焼くたい焼きは300枚。販売は2日が限度、販売日や枚数を増やすと「味が落ちる」としてこだわっている。評判を聞き、他店への出店の要請もあったが「味にこだわっている。質を落としたくない」と断り続けている。
越智さんと畠山さんは「東京の3大たい焼きを食べに出かけたんですが、わたしたちのたい焼きは負けない味であることを確認し自信を持ち、新たな味作りに取り組んだ」という。
たい焼きは甘い物というイメージを変えるゆで卵の入ったキーマカレー、ベーコンチーズの2種類。お好み焼きやもんじゃ焼きの世界と融合した感じがする。
なんバザホールのたい焼きは購入枚数は1人10枚に制限。それも午前中に予約をしないと購入は難しい。商店街の婦人たちは「にぎわいを取り戻そうと始めたたい焼き作り、今では目玉商品となり集客に大きな貢献している」と話し、商店街のにぎわい復活に意欲をみせていた。
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