| |
|
|
| |
 |
|
| |
雫石町民総合芸術祭の手工芸部門の展示に見入る町民 |
|
第42回雫石町民総合芸術祭(同町教育委員会、同町芸術文化協会の共催)は3〜5日、同町上曽根田の町中央公民館で開かれている。
絵画、書道、手工芸などの作品や菊花盆栽など町民の力作400点以上が展示され、3日には野菊ホールでは舞台発表もあった。会場には豊かな自然と田園にはぐくまれた町民の芸術性が花開き、訪れた町民を楽しませた。
展示部門は絵画、書道、華道、俳句、写真、陶芸や張り絵などの手工芸、ステンドグラス、町民の岩手芸術祭入賞・入選作品、町長賞を受賞した茅橋昭司さん(八区)はじめ見事な菊花盆栽があった。
1階ロビーには小山田年実さん(上野沢)の大きなケヤキの根があり、訪れた人の目を引いた。泥だらけの流木を洗い、表面をやすりで磨き上げ、自然が作り上げた造形美を見事に表現している。
絵画部門は約60点を展示。岩手芸術祭部門賞を獲得した町芸術文化協会絵画部長の金戸賢一さん(76)の「見守り」(油彩、100号)もあった。子牛を見つめる親牛の愛情が無駄を省いた画面いっぱいに伝わる。
金戸さんは「岩手芸術祭の出展作品は牛にこだわっている。その時代その時代のものを画題として決め、制作している」と、金戸さん自身が生活する上で密着している牛への温かいまなざしがある。
3日午後の舞台部門では箏曲、謡曲、大正琴、ピアノ、混声合唱などの演奏が行われた。
松浦ケイ芸文協副会長は「出展数は減っているが、集まるのは力作ぞろい。わたしは混声合唱に出るが、合唱も年々よくなっている」と話していた。
佐々木正志芸協会長は「作品も来場も年々減っている。子供たちの出品が減っているため。しかし誰でも参加できるのがこの芸術祭。町民の芸術に対する関心を高め、芸術力を見せていきたい」と話していた。
3、4日には雫石高校の生徒による茶席も設けられ、来場者に無料で抹茶と菓子が振る舞われた。
|