| |
|
|
| |
 |
|
| |
「むかい風V」 |
|
盛岡市の山内正宣さんの彫刻展「空間の中の呼吸」が11日まで、同市上ノ橋町のギャラリー彩園子で開かれている。7点の作品が展示されている。
「むかい風V」は壁面に設置した木枠(1メートル10センチ×2メートル)の前に、自然石と鉄の棒を組み合わせた立体を配置。木枠は窓をイメージし、向こう側とこちら側の空間を取り込むことで、作品に広がりを持たせた。
タイトルには「周りからの非難や中傷を受け止められるぐらいの人間になりたい」という思いを込めているという。
10年ぐらい前から鉄をメーン素材に使ってきたが、今回初めて鉄と柔らかい素材の組み合わせに挑戦。「じれったい」では古い麻袋を張り付けた3つの木枠(2メートル10センチ×62センチ)を壁面に設置。曲線を描く鉄の棒を、布地の上に配して、素材感の対比を際立たせた。
作品のタイトルは自身にとって、線描きのようなもの。制作に入る前にタイトルを考えて、そのイメージに向かって作品を作っていく。
過度に具体的なタイトルは見る側の視野を狭めることも。「なぜこのタイトルなのか」と考えてもらえるようにしたいという。
個展の開催を始めたのは約25年前。テーマは当時から一貫して「空間の中の呼吸」。「動き出しそうなもの、生命感のあるものを空間の中に作りたい」と思っている。
午前10時から午後7時まで。
|