2006年 11月 10日 (金) 

       

■  山内正宣さんが彫刻展 「空間の中の呼吸」 

 
     
  「むかい風V」  
 
「むかい風V」
 
  盛岡市の山内正宣さんの彫刻展「空間の中の呼吸」が11日まで、同市上ノ橋町のギャラリー彩園子で開かれている。7点の作品が展示されている。
 
  「むかい風V」は壁面に設置した木枠(1メートル10センチ×2メートル)の前に、自然石と鉄の棒を組み合わせた立体を配置。木枠は窓をイメージし、向こう側とこちら側の空間を取り込むことで、作品に広がりを持たせた。

  タイトルには「周りからの非難や中傷を受け止められるぐらいの人間になりたい」という思いを込めているという。


  10年ぐらい前から鉄をメーン素材に使ってきたが、今回初めて鉄と柔らかい素材の組み合わせに挑戦。「じれったい」では古い麻袋を張り付けた3つの木枠(2メートル10センチ×62センチ)を壁面に設置。曲線を描く鉄の棒を、布地の上に配して、素材感の対比を際立たせた。

  作品のタイトルは自身にとって、線描きのようなもの。制作に入る前にタイトルを考えて、そのイメージに向かって作品を作っていく。

  過度に具体的なタイトルは見る側の視野を狭めることも。「なぜこのタイトルなのか」と考えてもらえるようにしたいという。

  個展の開催を始めたのは約25年前。テーマは当時から一貫して「空間の中の呼吸」。「動き出しそうなもの、生命感のあるものを空間の中に作りたい」と思っている。

  午前10時から午後7時まで。


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