When did you get up? は、「いつ起きましたか」という意味です。このWhenは疑問詞で「いつ…ナニナニしましたか。」というのですから、時刻、時点、時代などを尋ねる疑問文の先頭に使います。ところが、つぎの2つの例文を比べてみましょう。
例1.I often played outdoors when I was a child.
例2.When I was a child, I often played outdoors.
この2つの英文のwhenは「いつ?」という意味から「…した時に…」のように、つなぎ役になったものです。ですから、疑問詞ではなく接続詞に変身しています。
例1では、[わたしはよく外で遊んだ] という部分と[わたしが子供であった]という部分を「時に」という語で結びつけています。
ところがよく見ると、when(時に)と言ってからI was a childなのです。これをそのまま日本語にすると、「時に」から始まって、「何の時に」なのかというと「わたしが子供であった」という発想です。日本人なら「わたしが子供であった」と言ってから「時に」の順です。
これは前回のthough(けれども)と同じです。わたしたち日本人にとってみれば、例1、2を問わず「ナニナニした時に…」(when)などと言おうとするとき、一瞬この並べ換えに頭の中が忙しくなることがあります。なお、書き言葉で、whenの前にコンマがある例については、ここでは除いてあります。
さて、2つの例とも「わたしが子供の時には(のころは)よく外で遊んだ」という意味内容ですが、例2のように「わたしが子供のころは」(When I was a child)の部分を先にして、次に「よく外で遊んだ」という順にする場合は「今の子供は外で遊ぶことが少ない」という含みがあるというのが、2人のネーティブの一致した意見でした。
文中の小さな文単位の順序が、ある事柄に対する肯定的な態度と否定的な態度を表す手段にもなっていることが分かります。もちろん、文の抑揚や文アクセントも少し違ってきます。
(言語人文学会顧問)
例文への所見提供:アラン・ファー 岩手大学外国人教師、ジェームズ・ホール 岩手大学教育学部専任講師
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