2006年 12月4日 (月)
■ 〈グラフ〉盛岡農高生徒が花売りに回る
温室で育てている色鮮やかなシクラメンを手入れする赤坂敦史教諭と生産科学科2年生の生徒たち
「花はいかがですか」−。滝沢村にある県立盛岡農業高校(菊池慧校長)の生産科学科2年生30人が11月29日、温室で育てた色鮮やかな鉢花、シクラメンを松園団地に出かけて販売実習した。生徒たちが訪問すると各地で大歓迎。用意したシクラメン100鉢は1時間ほどで売り切れた。
シクラメンは3月に温室で育てた苗を6月に鉢上げして出荷される。同高校でも生徒が実習で育てたシクラメンの大半は10月の文化祭で販売される。
団地での体験学習はシーズン最後の販売。当日は生産科学科の生徒30人に畠山一弘教諭、白椛憲一教諭の2人が同行した。
一行は同校の専用バスに乗って松園団地へ出発。4、5人の班ごとに分かれ、赤や白、ピンク色に咲き誇るシクラメンを両手に一般家庭を個別訪問した。
いつも買ってくれる個人病院で看護師さんにシクラメンを手渡す生徒
応対した主婦たちもなじみになっていて、快く買い求めていた。中には生徒に代わって鉢花をPRする光景も見られ、和気あいあいの雰囲気だった。
初めて販売実習を体験した岸波藍さん(2年)は「最初は売れるかなと不安だったが、みんな買ってくれてうれしいです」と班の仲間と大喜びだった。
同行した畠山教諭(農場長)は「流通に関しての松園地区は大変、協力的です。電話でまだ来ないのかと催促されるときもあります。生徒たちは最初の1個を売るのに緊張する」と話していた。
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