高校の必修科目の未履修問題で、県教委の安藤厚委員長は4日の県議会本会議で問題の起こった背景や責任の所在について答弁。「生徒や保護者、県民、進学先の大学や就職先の企業などの関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを心からおわびする」と陳謝した。佐々木一栄氏(民主県民会議)の質問に答えた。
安藤委員長は未履修問題が発生した背景について、現在も調査中とした上で学校週5日制の導入による「構造的な問題の側面もある」と答弁。
授業時間数の確保の困難さや大学入試制度の多様化、弾力化が高校の教育課程に与えた影響を挙げて「学習指導要領の方針と個々の生徒の進路希望の達成という現実との間にギャップが生じてきている」などと述べた。
さらに「受験指導を意識し過ぎて、高校教育の本質を忘れた指導を行ってしまったことに基本的な誤りがあった。教育委員会がその実態を把握できず、適切な指導ができなかったことも問題」と述べ、責任は学校現場のみならず、教育委員会全体にあるとの考えを示した。
今後については「高校教育に求められるものが何か根本から論議を深める必要がある」と強調。「長い目で見て子供たちが、どのような知識や教養を身に付けて社会に出て行くべきか、将来の日本を支える人材を育てるために必要な教育は何なのか、改めて教育の原点に戻って考えていくことが重要」と話し
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