2006年 12月9日 (土) 

       

■ 柳村典秀滝沢村長が議会で所信表明 住民の視点で行政運営

     
  12月定例会であいさつする柳村典秀村長  
 
12月定例会であいさつする柳村典秀村長
 
  滝沢村議会の12月定例会は8日開会した。就任以来、初の議会に臨んだ柳村典秀村長は冒頭のあいさつで、住民の視点に立った行政運営を目指す決意を語った。柳村村長のあいさつは次の通り。

  【柳村村長あいさつ】滝沢村は今、国による三位一体改革の影響や少子高齢化、人口減少社会への対応、環境重視への価値観の変化など社会の大きな変化とうねりの中にある。巨額の実質債務を抱え、財政再建団体へ転落する自治体が出現するなど看過できない事実も顕在化してきており、県内では比較的良好とされる本村の財政状況も中長期を見通した場合、非常に厳しい状況にあると認識している。

  私はこうした厳しい行財政環境を厳粛に受け止めながら、常に5万3千村民の幸福とは何かを村民の皆さんや職員の皆さん一人ひとりと心から対話をする姿勢で進めていく必要があると考えている。

  これまで本村が歳月をかけて取り組んできた改革に、新時代の行政財政の構築という観点の高い評価がある一方で、役場内の経営改革に力点が置かれ、住民の視点からは成果が見えにくいと感じてきた。私は今こそ、これまでの改革で培った職員の能力を最大限に生かし、さらに積極的に役場の外で活動し、実践していくべき時期を迎えている、いや遅きに失したとさえとらえている。

  生活者である住民の皆さんの暮らしの現場にこれまで以上に接する機会を増やし、心から対話をし、そして考え、ともに行動することで一つずつでも目に見える成果を生みだし、その成果を住民の皆さんと検証しながら共有していくべきと考える。

  厳しい行財政環境にあっても、希望と未来まで失われているわけではない。住民の皆さんとともに痛みを分かち合いながら知恵と力と何よりも汗をかき合い、自立し持続的に成長できるみんなでつくる希望に満ちた滝沢へ第一歩を踏み出そうと思う。

  そのためには豊かさのための将来奉仕を進めること、生活者の視点での見直しを進めること、身近な役場を目指し、住民の皆さんの納得と共感をいただくことが大切であると考えている。議員各位には私の意のあるところをくみ取っていただき、本村地域社会の発展に向けて理解と協力を賜りますようお願いする。

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