2006年 12月10日 (月) 

       

■  生徒へのメッセージ作品も 県高校書道教員展

     
  只野竹渓さん(大船渡高)の「自分を大切にしようよ」  
 
只野竹渓さん(大船渡高)の「自分を大切にしようよ」
 
  第15回県高校書道教員展(県高校教育研究会書道部会主催)が10日まで、盛岡市盛岡駅西通の市民文化ホールで開かれている。県内の高校で書道の指導に携わる20代から50代までの教諭と講師34人が約80点の作品を出展している。

  自由制作だが、高校の「芸術科書道」で必修の漢字仮名交じり書の作品を1点出品するのが目標。会場にはそれぞれが普段取り組んでいる漢字や仮名作品のほかに、現代詩や小説の文章、歌の歌詞など、多彩な作品が並んでいる。

  只野竹渓さん(大船渡高)は生徒たちへのメッセージを書いた大作「自分を大切にしようよ」を出展。「差し伸ばされた手にはすがってみようよ/かけられた声には応えてみようよ/だって一人では生きていけないのだから/もっともっと自分を大切にしようよ」と、力を込めて表現した。

  佐藤紫雲さん(岩手女子高)は横画面に薄墨で「天廻」の2文字を大胆に書いた。「わたしは少字数書作家でありたい。生きていることの感懐を表現する手段として直裁的で詩的な書にこだわりたい」と言葉を寄せた。

  福井豊亥さん(杜陵高)の「金槐和歌集より」は染色作品。「奥山の岩垣沼に木の葉おちてしづめる心人知るらめや」の和歌を、紅葉を思わせる鮮やかなオレンジ色の中に白く染め抜いた。午前9時から午後4時まで。
 

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