2007年 1月 1日 (月) 

       

■ 待ち受ける政治決戦 2007年は選挙イヤー

 今年は選挙イヤー。国政選挙の最大の焦点は7月の参院選だ。岩手選挙区(改選1)には主要4党の候補が出馬表明し、政党対決の構図が出来上がっている。自民党と民主党の戦いを軸に社民、共産両党が存在意義を投げかける戦いとなりそうだ。

  民主党県連代表、達増拓也衆院議員の知事選転出に伴う議員辞職で衆院1区の補欠選挙が行われる。辞職時期によって執行が統一地方選の時期か参院選と同時選挙か不明だが、県都を含む選挙区の戦いに公明党を除く主要政党の候補者擁立は濃厚だ。現職不在の環境で、小選挙区になってから連戦連敗の自民党が巻き返せるか、達増氏で築いた支持層は候補が代わっても民主は強固かどうかが有権者の最大関心事となろう。

  知事選は民主党が県連代表の達増氏の擁立を決め、昨年8月の表明以来、強固な民主党関係者や支持層を基盤に着々と浸透を図っている。共産党は参加する「明るい民主県政をつくる会」が1995年選挙以来の擁立に昨年12月こぎつけ、同会の一員としていわて労連前議長の菅野恒信氏(61)を推していく。盛岡市の会社役員、芦名鉄雄氏(61)は組織選挙をしない方針で昨年6月に表明したが、選挙運動は告示後からで、これまでまったく活動していない。自民党の候補擁立が注目される。

  県議選は知事選と同じ、統一地方選前半に行われる。定数が3減の48となり、選挙区も一部変わったことから流動的要素を持つ。

  今回は知事選と連動しての戦い。民主は達増氏と30人ほどの県議候補で県執行部と県議会の主導権の掌握に動く。知事選の候補をまだ立てられないでいる自民は完全に出遅れた。

  社民党や旧政和会系無所属の候補は、自民と民主の争いに埋没されないよう、県議会の第3極形成にぎりぎりの戦いを進める。共産党は現職議席の死守を必須条件に複数議席獲得を目指す。どこの政党・会派にもくみしない無所属がからんで、非自民、非民主の議席がどれだけになるかも注目だ。

  統一地方選後半の市町村選挙では、矢巾町長選で3選出馬の川村光朗氏(66)以外に出馬の動きが見られない。2選目に続く無投票の可能性もある。

  8月の盛岡市長選には、現職谷藤裕明氏(56)の再選出馬が濃厚。後援組織などの動きは活発化していないが、出馬は既定路線と内外ともにみている。政令指定都市だけでなく、県都での市長選候補も検討対象とされる民主党の出方も現段階では不透明。

  現市政を批判する共産党側では擁立を視野に入れてくるとみられる。

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