盛岡市内のホテル業界は今年、新たな局面を迎える。07年1月の市内主要20ホテルの総客室は2959室。その市場に2月、市内で最大規模の客室281室を有することになるホテルルートイン盛岡駅前が開業し、総客室は3240室となる。市内のホテル業界は3千室時代に入る。
さらに新たなホテル建設の動きや外資系資本が入ったホテルなども出てきた。盛岡を舞台にしたNHKの朝の連続ドラマや盛岡さんさ踊り30周年事業、北東北デスティネーションキャンペーンなど市内の観光業界に追い風は吹くものの、ホテル間の顧客獲得競争が激しさを増すのは避けられない。結婚式場のあるホテルには異業種との戦いもある。
盛岡ホテル協議会の村上振一朗会長は「客室供給量が需要を大きく上回る状況となる。自由競争の時代だから出店は各ホテルの判断。いかに独自色を出し客に選別してもらうか。横並びの時代は終わった」と気を引き締めている。
いずれ、地場、チェーンのホテルが入り乱れて、選ばれるホテルを懸けた戦いが始まる。 |